ADHDに悩む子供や若者にとって運動療法は認知能力の向上や行動制御に効果的

こんにちは!

本日は注意欠陥(注意欠如)・多動性障害(ADHD)に対する運動の効果についてお話いたします。

 

ADHDは、多くの子供や若者が抱える問題で、集中力が低く、行動が不適切であることを特徴とします。

一般的には、薬物療法が用いられますが、最近では運動療法も注目されています。

 

実は、ADHDに対して運動が効果的であることが、研究によって示されているんです。

 

 

ADHDと運動に関するシンガポール国立大学で行われた研究*を紹介いたします。

研究では、多数の学術データベースから2000年~2019年までに発表された論文を対象にデータをまとめたシステマティックレビュー。

研究には、ADHDを持つ4歳から18歳の子供や若者を対象にしたランダム化比較試験(RCT)が含まれ、運動がADHDに対して有効であるかどうか、また運動がどのようにADHDの症状に影響するかを調査しています。

 

 

結果として、運動がADHDの症状を緩和し、行動の制御や認知能力の向上につながることが明らかになりました。

運動療法は、ADHDの症状の重症度や社会的機能にも影響を与えるということです。

 

というわけで、ADHDの症状を改善するためには、運動療法が有望な方法であることが示唆されています。

ただし、研究の中には小規模で、偏りがあるものも含まれていたため、今後さらに多くの研究が必要だということも指摘されています。

しかし、運動療法がADHDに対する治療法の一つとして考えられるということは重要な発見で、薬物療法と併用することもできるでしょう。

 

 

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